夜と朝の

26歳のクリスマス、

ネットカフェで過ごしてしまった。



正確な日付は26日になっていたのでクリスマスは終わっていたが、

とてもドラマティックな気持ちのいま、

2015/12/26 06:49である。


とてもとても働いた。

この三日間休憩に行けないのは承知していたし、行くのも嫌だったので、自己満足だが、働いた。

いつの間にか限界を越えていたらしい。

全てが終わり終電の一個前の電車に乗ったらぎゅうぎゅうだった。グリーン車でもぎゅうぎゅうなのは、乗れる時は乗れるが、トイレの近く、グリーンアテンダントさんの近くの人の少ない所に行っても息苦しさが収まらず、動悸がして、閉まりかけた電車のドアから飛び降りた。まだ次に終電があるから、それでいいやと言い聞かせ、終電待った。


終電が来た。さっきよりは混んでいない。これなら大丈夫だと思い、先ほどと同じようなところに人をかき分けてポジションをとった。

しかし、遅れている他の電車の待ち合わせのためにホームで停車していると、だんだん、また息苦しくなってきた。お母さんに電話するも出ない。なにかあっても誰か助けてくれる、大丈夫と言い聞かせるが、おさまらない。

だめだ。

また電車から飛び降りた。

震えが止まらずしゃがみこんだ。

後ろでは発車のベルが鳴る。

電車に乗っている人の視線を感じる。

苦しい。

耳を塞ぎ、目を覆っているうちに電車は発車した。

しばらくすると、ホームの電灯も消えた。


ああ、終わった。

どうしよう。

なにも考えられなくなった。


誰に連絡すればいいのか、誰か迎えにきてくれるのか、考えるのも嫌だった。歩いておばあちゃんの家に行こうと歩き出した。しばらく歩いたが、寒い。道がわからない。薬を一気に飲んでいたので朦朧としている。来た道を戻った。ネットカフェは以前行った事がある。そこで大丈夫なはずだ。横になれば大丈夫だと思った。

深夜に女が一人で歩いていてもさらわれることもない格好をしているし、顔もしんでいる。

よく見るチェーン店の看板を見つけて入った。喫煙席しか空いていないと言われたのでその下の階の系列店に行った。ここは空いていた。カギを渡され部屋に入る頃、お母さんから返信があった。もうなんでもよかった。たぶんここで夜は明けられると思ったので「大丈夫」だと返信した。


部屋のなかの仕組みを理解してから、マクドナルドに行った。帰ってきてハンバーガーを食べながら、テレビを見たりインターネットをした。

見るものがなくなったので、今日の仕事のことをまとめたり、スタッフに伝えたいことを携帯のメモに書いた。

ずっとずっと書いていたら6時くらいになっていた。少し目を瞑って、トイレに行き、ネットカフェを出た。


そしていま、またマクドナルドに来て、カフェモカを飲みアップルパイを食べている。星野源を聞いている。




26歳のクリスマスが終わった。




ひとつ書いていないことがある。


夜中のおかしなテンションのなか、

私は異性に告白をしたようだ。